ソムリエに聞く赤ワインに合う料理『デリシャスコネクト料理版』

今日は「ローストビーフ」と「４種チーズのテリーヌ」を
お持ちしました。是非、色々教えていただけたらなと思いまして･･･

いいですね。早速ですが、何かいかがですか？

何にしよう。最初はスパークリングワインとか泡からのほうがいいですかね。

私はそれぞれがその時飲みたいものでいいと思っているんです。
フルボディの赤ワインが1杯目から飲みたい日だってありますし。

そう言っていただけると緊張せずにオーダーできて嬉しいです。
今日は持参した料理もどの順番で試して頂いたらいいか
悩みに悩んでそのまま来てしまいました。

ローストビーフからスタートしましょうか。
柔らかく仕上がっていますね。
食べ物の硬さってワインを選ぶときにあまり気にする方いないんですが、
実は私はそこも面白いなって思っていて。
例えば、ワイルドな肉肉しいステーキと口でとろける和牛では脂肪分という
感じ方だけではなく、噛むという作業によっても
ワインの感じ方も変わってきますしね。

す・すてきです。

カットされているローストビーフって本当にたすかります。
薄くスライスするのって手間ですよね。
ソースもついているから、お皿だけ用意すればいいですね。
先ほどの話ではないですが、最初から力強い赤ワイン合わせて
みようかしら。品種は「シラー」でいきましょう。

どうでもいいことかもしれませんが、
ローストビーフを食べてからワインを飲んだほうがいいですか？
それとも、食べる前に一口ワインを飲んだほうがいいですか？

マリアージュとかペアリングって言葉がよくありますが、
ワインってお料理やお菓子に合わせると本当に味が変化して感じるんです。
ですから、グラスに注いだワインの味を感じてもらって、
その後にローストビーフと合わせても楽しいと思います。

デリシャスコネクトのローストビーフの美味しさに自信はありますが、
パルメザンチーズをかけたり、ブラックペッパーを少しふっても
美味しかったので、もしよかったら試してください。

その変化、ワインを飲みながら1口ずつ試していきましょう。
作る手間がいらない分、色々アレンジして食べる時間をゆっくり作るのも
いいですね。
ローストビーフは作るだけで疲れちゃうもの。

私たちはローストビーフを
① 一緒に同包されているソースで。
② それにパルメザンチーズをかけて。
③ さらにその上からブラックペッパーをかけて。
3つの食べ方で楽しんだ。

美味しい！同じワインなのに口の中が全く違った感じがします！

少しスパイシーで力強い「シラー」とこのローストビーフ、ピッタリでしたね。
料理せずに食べて飲むだけでいいなんて、贅沢。
私、さっきからそんな事ばかり言っていますね。
4種のチーズテリーヌも食べてみましょう。

チーズといったら赤ワインですかね。

このチーズテリーヌって
ゴルゴンゾーラ、カマンベール、クリームチーズ、グラナダの4種も
使っているのですね。白ワイン合わせる方も多い気がします。
白ワインの品種のヴィオニエなんていいですよ。リッチな味わいになると思います。
でも今日は赤ワインでいきましょう。

グラスに注がれた赤ワインに説明はなかった。
私はすこし不思議だったが、
ローストビーフの時に教えてもらった通り、
まずはワインを1口。
そのあと、4種のチーズテリーヌを食べ、ワインを1口飲んだ。

美味しいです。なんか、単純に美味しいというより複雑さが美味しいというか。

このワイン、駅のスーパーで本日の目玉特売980円で売っていた赤ワインです。
ワインの温度だけすこし拘りましたが、
4種類の全く味わいの違うチーズを使って1つのテリーヌに仕上げた本当に
贅沢な1品だと思います。このチーズテリーヌがスーパーのワインを
複雑な味わいのワンランク上のワインにしてくれるのです。
料理とワインってお互いを高めあう最高のパートナーだって
感じますよね。

何も知識のない私は「美味しい」という単語でしか表現できませんが、
確実に今日言えるのは「美味しい」だけじゃなくて「楽しい」です。

恋をしたというのだろうか。
デリシャスコネクトのローストビーフと4種のチーズテリーヌに・・・。
と言いたいところだが、
赤ワインと合わせて食べる時間と味、ワクワクする気持ち。
その瞬間が恋をした気分になったのだ。
オーナーソムリエさんは料理の時間をとらなくていい分、
ゆっくり贅沢な時間を過ごせたと言ってくれた。
再訪の約束もできました。
次は何を持っていこうかな！

いつも通りの日常に彩を・・・